はじめに……コアなマルス端末ファン向けのページです
方針としては、他のサイトには載っていないようなものを載せていく、コアなマルス端末ファン向けのページにしていこうと思っています。
従って、基本事項の説明は省いていきます。私なんかより分かりやすく説明して下さっている方が何人もいらっしゃますので。
もし文章中に分からない所があったらまずは検索してみて下さい。
それで答えが見つからないようでしたら、サポートのメールアドレスから私に連絡して下さい。分かる場合はページに追記しようと思います。
なお、マルス端末の画面再現には、MR-32型マルス端末の画面レイアウト・操作性を再現した当方開発のソフトウェア「TRS.MS-12 係員操作型端末」のスクリーンショットを使用しています。
情報提供のお願い
まだまだ文献不足で、分からないものも沢山あります。
「情報提供お待ちしています」等と記載のある項目について何かご存じでしたら、サポートのメールアドレスからご連絡頂けると嬉しいです。
使い方
大きく分けて、
- 画面の解説ページ
- ボタンの解説ページ
- 機能の解説ページ
画面の解説ページ
その画面のイメージ画像と詳細な解説を掲載しています。
画像内のボタンを押すと、そのボタンの解説ページに移動します。
ボタンの解説ページ
画面内の各ボタンについて、役割を解説しています。
多くのページでは、そのボタンに関連する機能の解説ページへのリンクを載せています。
機能の解説ページ
マルスシステムが備える多様な機能について、それぞれ解説しています。
ご注意
- 当サイトはあくまでも個人で楽しむためのものとしてご利用下さい。当たり前ですが、絶対に違法あるいは公序良俗に反する使途で利用しないで下さい。
- 出来るだけ正確な情報を提供するよう心掛けていますが、コンテンツの特性上、正しくない情報が含まれている可能性が高いことをご理解下さい。
さあ、はじめましょう
まだリンクが切れている部分が多いですが、今後少しずつ充実させていきます。
謝辞
ゆー様より貴重な資料をご提供いただきました(2023/01/29)
この場を借りて感謝申し上げます。この度は貴重な資料ありがとうございました。
更新履歴
上部ステータストップページを追加しました。
用語「要求画面」を削除し、代わりに要求画面トップページを追加しました。
フッターにメニューを追加しました。
メニューバー、Fキー、上部ステータスエリアの解説ページを追加しました。
参考
ここに掲載しているもの以外にも様々な資料を参考にさせて頂いています。ありがとうございます。公式
係員操作型端末 - JRS特設サイト ※リンク切れ
マルスシステムの開発・維持を担当するJRシステムの公式サイトです。
MR-52やMV-50などの端末について画面のスクリーンショット付で紹介されており、細部の仕様を知ることができます。
個人サイト・ブログ等
JRの切符収集情報ライブラリー(Research Center of JR tickets)
マルス券の発売状況についてまとめられているサイトです。
MR-12・MR-20での入場券の発売手順を画面の再現画像付きで解説されていて、マルス端末再現プロジェクトの黎明期に何度も訪れさせて頂きました。
マルス券のページ
マルス券やマルス端末についてまとめられているサイトです。
チェックディジットやC符号、R通番などの解説や、割引印章の一覧を参考にさせて頂きました。
マルス設置駅まとめ#2
日本全国の駅について、設置されている端末の種類や台数をまとめられているサイトです。
事務管コード、カナコードの一覧も掲載されています。
jr117 ページ!
MR-32の「乗車券」要求画面の写真が掲載されている他、連続乗車券の発売手順についても解説されています。
論文等(敬称略)
竹井和昭「みどりの窓口の予約システム『マルス』の開発史」
マルス1~マルス501の中央装置の仕様が掲載されています。内部実装についても触れられています。
鈴木弘明・蓮村誠「マルスシステムにおける大容量ファイルの処理について」
マルス105・マルス150・マルス202の内部実装について、開発者の視点から非常に細かく書かれています。大規模なデータベースの設計の勉強にもなるのでおすすめです。
手書きの文字が時代を感じさせられます(1977年公開)。
HITACHI : 事例紹介 : ミドルウェア・プラットフォームソフトウェア 鉄道情報システム株式会社
マルス501の中央装置の仕様について書かれています。
細野広洋・富加見昌男・沢田義一・大谷昭夫・南忠・菊田茂男「MARS-105座席予約端末装置」
マルス105の端末の仕様について書かれています。40年以上前に開発された端末の話ですが、その設計思想や仕様はMR-32、MR-52などの現代の端末に通ずるものがあります。
以下の論文等については未読の為、リンクのみ掲載します。
竹井大輔・鴨川和正・元持一男「国鉄座席予約システム“MARS105”の開発」
小川茂「国鉄における座席予約システム」
書籍(敬称略)
金子則彦『旅人をつなぐ“マルスシステム”開発ストーリー』
回転台の時代からマルス105が完成するまでの開発裏話が、ストーリー仕立てで書かれています。
開発者達の苦悩や成功がメインとのことでしたが、かなり技術的な話も出てきます。特にマルス105の仕様については非常に細かく書かれており、参考になります。
マルス301~マルス501の中央装置の仕様も「資料編」として掲載されています。マルス105のそれと比べれば少ないことは少ないのですが、それでもインターネット上の情報のみでは知り得ない程には細かく書かれています。
個人サイト・ブログ・YouTube等(単記事・敬称略)
Japanese ticketmaker 'MARS' and very high speed employee! - YouTube
MR-32を係員が操作する模様を、フランス人で日本の鉄道のファンであるDotaku氏が撮影された動画です。
ワンタッチメニューや「指定・自由席券」要求画面などの頻繁に利用する画面は勿論のこと、
サブ画面類や「問合せ」要求画面などの情報が少ない部分も多く写っており、非常に参考になります。
私がマルス端末を再現しようと決めたのも、この動画があったからです。何度も見返させて頂いています。
昼休み返上でマルス操作(余市駅) - 東京アイランド
MR-32の「払戻登録(CS)」要求画面の写真が掲載されています。
トワイライト連邦共和国 スイートの入力項目
「指定・自由席券」要求画面の回答画面の写真が掲載されています。
入場券の怪しい商品 - (4-タ)
MR-12で「入場券」要求画面にて「商品名」サブ画面表示時の写真が掲載されています。
現行の端末では「入場券」要求画面には商品名を指定する欄がありませんので、いつかのバージョンアップで廃止されたのだと思います。
駅名カナ・事務管コード入力 : 永田町ekioto+ブログ
額入(金額入力)の乗車券の発売手順について解説されています。
駅名カナ・事務管コード入力による発券手順も掲載されており、参考になります。
指定券の乗車日が変わるような発着区間に変更する場合の取り扱い : el120 meitetsuのblog(切符/規則関連中心)
MR-52の「挿入自動席番入力」要求画面で「C符号:99」「付帯項目:席番入力」を指定した際の写真が掲載されています。
9/24【今日は何の日】東海交通事業キハ11-300番台デビュー | 踏切の番人Zのブログ
記事冒頭に、貴重なMR-52の業務メニューの写真が掲載されています。
Twitter(単記事・敬称略)
Sanyo @keikyu1405(2013/10/5?)※リンク切れ
MR-32かMR-32で、「指定・自由席券」要求画面から寝台列車の寝台(または座席)を発信した際の写真が掲載されています。
特有の「食事券を一緒におすすめしましょう」メッセージが表示されています。
新潟大学生協トラベルセンター @nuc_travel_sc(2016/2/6)
MR-31の「自由席券」要求画面の写真が掲載されています。
阪大生協旅行サービス @HandaicoopTs(2016/8/30)
貴重なMR-31のメインメニューの写真が掲載されています。
阪大生協旅行サービス @HandaicoopTs(2019/4/4)
貴重なMR-51の障害メッセージサブ画面の写真が掲載されています。
google4065 @google4065(2017/9/25)
MR-52の「領収書」要求画面の写真が掲載されています。
はしれち @rechi_railway(2019/1/29)
MR-52の「挿入乗変/乗車券」要求画面を再現されています。